結婚したら当たり前の様に専業主婦になっていた時代は終わり、現在は結婚はもちろんのこと、出産後に仕事を続ける女性も増えてきた。しかし、その一方で、家庭と仕事の掛け持ちをする女性が働く環境は整っているとはいい難く、肩身の狭い思いをしている人や、懸命に家事と仕事をこなそうとして過労になってしまう人も少なくないようだ。
そこで、家庭を持つ女性におすすめしたいのが、介護の仕事だ。介護士として働くというと、過酷な労働をイメージする人がいるが、実は介護はやりがいのある楽しい仕事だ。しかも、医療機関や高齢者施設などでは、介護士の求人をたくさん出している。そのため、やる気さえあれば、仕事は見つけやすいだろう。
ちなみに、介護の仕事は、要介護者との距離が近いため、自分が行った仕事に対して直接反応が返ってくる。時には自分の思いが伝わらず悩む事もあるかもしれないが、「ありがとう」と感謝の気持ちを口にされた時の喜びは大きいと、現場で働く人は口を揃えていう。中には、他のスタッフには心を開かないのに自分が行くと笑顔で迎えてくれるといったケースもあるので、決して辛いばかりではないのだ。
介護の仕事は、高齢者の人口が右肩上がりの日本では、現在常に募集が行われている。そのため、介護の仕事を斡旋してくれる専門のコーディネーターもいるので、自分の希望が通りやすい職場探しもしやすくなっている。異業種からでも挑戦しやすくなっているので、ぜひ注目してみてほしい。